ERP(企業資源計画)とは?わかりやすく解説【ITパスポート対策】

最終更新日:2026年7月16日

30秒でわかる結論

ERP(Enterprise Resource Planning)は販売・在庫・会計・人事など企業の基幹業務を一つのシステムに統合する仕組み。試験では「ERPの目的(基幹業務データの一元化)」「CRM(顧客管理)・SCM(供給網管理)との違い」が頻出。「E=Enterprise(企業全体)、R=Resource(経営資源)、P=Planning(計画・管理)」という略語の意味も押さえましょう。

ERP=会社の基幹業務をひとつのシステムに統合。データの一元化が価値の源泉。

部門ごとにシステムがバラバラだと、データの二重入力や情報の断絶が起きる——ERPはその課題を一挙に解決します。

図解

ERP:基幹業務の統合管理ERP共有データベース一元管理入力1回→全部門に反映販売管理在庫管理会計管理人事管理購買管理・生産管理…

解説

販売は販売システム、会計は会計ソフトというように部門ごとにシステムがバラバラだと、データの二重入力や集計の遅れが発生します。ERP(Enterprise Resource Planning)は、販売・在庫・購買・会計・人事などの基幹業務を統合し、1箇所に入力すれば全体に反映される仕組みです。経営者はリアルタイムに近い数字で経営判断ができるようになります。導入形態も進化しており、近年は自社サーバー型からクラウド型(SaaS型ERP)への移行が主流です。

具体例

①製造業A社:SAP導入で受注→生産→出荷→請求のデータが自動連動し、在庫確認や売掛金管理の工数を大幅削減。②中堅小売B社:クラウド型ERPを導入し、複数店舗の在庫・売上をリアルタイムで本部が把握。③ERP導入失敗例:カスタマイズしすぎてバージョンアップできなくなり保守コストが膨大化(過度なカスタマイズのリスク)。

間違えやすい類似用語

覚え方

ERP=会社の背骨システム。入力1回、全部門に反映

試験での問われ方

ITパスポートでは「①ERPの定義(基幹業務を統合するシステム)」「②ERPのメリット(データ一元化・二重入力削減・リアルタイム経営判断)」「③CRM・SCMとの違い」が頻出。「販売・在庫・会計・人事を一元管理する」という記述が出たらERPと判断しましょう。

確認問題

販売・在庫・会計・人事などの企業の基幹業務のデータを統合的に管理し、経営資源の最適化を図る情報システムを何と呼ぶでしょう?

正解:A. ERP(企業資源計画)

ERP(Enterprise Resource Planning)は基幹業務を統合管理するシステム。部門ごとにバラバラだったデータを一元化し、経営判断の迅速化を支えます。CRM(顧客管理)・SCM(供給網管理)との違いも押さえましょう。

ERPの問題を解いてみる →

関連用語

出典・参考資料

監修:横浜ITコンサル合同会社

AI用語集の一覧に戻る

運営者情報

編集ポリシー

提供:横浜ITコンサル合同会社