生成AIとは【図解でわかりやすく】
最終更新日:2026年7月15日
30秒でわかる結論
生成AI(Generative AI)は「認識・分類」から「創作・生成」への大転換を果たしたAI技術。テキスト(ChatGPT/Claude)・画像(Midjourney/Stable Diffusion)・動画・音声・コードなどあらゆるコンテンツを「作り出す」ことができます。技術的な土台はトランスフォーマーの「アテンション機構」で、大量のデータで事前学習した大規模言語モデル(LLM)が中核です。
生成AI=新しいコンテンツを「作り出す」AI。従来の「認識・分類するAI」からの大転換。
生成AIは生成AIパスポートの出発点となる概念です。「認識AIとの違い」「技術的土台(トランスフォーマー)」「主要サービス」を押さえましょう。
図解
解説
従来のAIが「認識・分類」(写真の猫を見分ける等)を得意としたのに対し、生成AIは文章・画像・音声・動画などの「創作」ができる点が画期的でした。ChatGPT(文章)、画像生成AI、動画生成AIが代表例です。
具体例
業務活用の具体例:文書作成(議事録の要約、メール文の作成)・コード生成(GitHub Copilotによるプログラム補完)・画像生成(プレゼン用のオリジナルイラスト作成)・アイデア出し(ブレインストーミングの壁打ち相手)。ChatGPTは2022年11月の公開からわずか2ヶ月で利用者1億人を突破し、インターネット以来最速クラスの普及速度を記録しました。
間違えやすい類似用語
- 従来のAI(識別AI):識別AIは「この画像は猫か犬か」を判定する認識・分類が得意。生成AIは「猫の絵を描いて」に対して新しいコンテンツを作り出す。両者は得意分野が異なり、実務では組み合わせて使われることも多い。
- LLM(大規模言語モデル):LLMはテキスト生成AIの技術的実体(GPT-4・Claude・Geminiなど)。生成AIはLLMを含むより広い概念で、画像生成(拡散モデル)・音声生成なども包含する。「生成AI」が種類の名前、「LLM」が言語系の実装技術。
覚え方
認識するAIから、生み出すAIへ——これが生成AI
試験での問われ方
生成AIパスポートでは「生成AIの定義(新しいコンテンツを作り出す)」「従来AIとの違い(認識→生成)」「ChatGPT・Gemini・Claude・Copilotの提供企業の組み合わせ」「基盤技術としてのトランスフォーマー・アテンション」が頻出です。「作り出す=生成AI」「見分ける=識別AI」という対比が最重要の出発点です。
確認問題
現在の生成AIの土台となっており、2017年の論文「Attention Is All You Need」で発表された、文章全体を一度に見渡して単語間の関係に「注目」する仕組みを持つネットワーク構造を何と呼ぶでしょう?
- A. RNN
- B. トランスフォーマー(Transformer)
- C. CNN
- D. SVM
正解:B. トランスフォーマー(Transformer)
トランスフォーマーは2017年の「Attention Is All You Need」で登場した、現在のLLMの土台です。ChatGPTのGPT=Generative Pre-trained Transformer。アテンション機構により文章全体を一度に並列処理できることが大規模化を可能にしました。
関連用語
出典・参考資料
監修:横浜ITコンサル合同会社
提供:横浜ITコンサル合同会社