RLHFとは【図解でわかりやすく】

最終更新日:2026年7月15日

30秒でわかる結論

RLHF(Reinforcement Learning from Human Feedback=人間のフィードバックによる強化学習)は、事前学習済みの言語モデルを「人間の好みに合うよう磨く」調整技術。AIが複数の回答を生成→人間が「こちらが良い」と評価→その評価をもとにAIを強化学習で改善するサイクルです。ChatGPTが自然で役立つ、有害でない回答をするのはRLHFのおかげです。「事前学習で言葉を覚え、RLHFで人間好みに仕上げる」2段階で現代のLLMが完成します。

RLHF=人間のフィードバック(どの回答が良いかの評価)でAIを人間好みに調整する強化学習。

RLHFは生成AIパスポートで「ChatGPTの開発フロー」として問われる頻出項目です。事前学習との関係を図解で押さえましょう。

図解

AIが複数の回答回答A / 回答B人間が評価「Aのほうが良い」AIを調整人間好みにこの評価→調整のループがRLHF(人間のフィードバックによる強化学習)

解説

ChatGPTが自然で役立つ回答をするのは、大量のテキスト学習(事前学習)に加え、人間の評価で磨かれているから。開発の流れは「事前学習(言葉を学ぶ)→RLHF(人間好みに調整)」の2段階イメージで覚えましょう。

具体例

ChatGPT開発での役割:OpenAIは(1)大量のインターネットテキストで事前学習したGPT-3をベースに、(2)人間の評価者が「どの回答がより役立つか」を評価したデータでRLHFを実施しました。その結果、「有害な発言をしない」「指示に従う」「自然な対話ができる」という特性が加わりました。RLHFなしの純粋な事前学習モデルは「テキストの続きを予測する機能」しか持たず、人間にとって使いやすいアシスタントにはなりません。

間違えやすい類似用語

覚え方

事前学習で言葉を覚え、RLHFで人間好みに仕上げる

試験での問われ方

生成AIパスポートでは「RLHFの定義(人間のフィードバックによる強化学習)」「ChatGPTの開発フロー(事前学習→RLHF)」「目的(人間の好みに合わせる・有害なコンテンツを減らす)」が頻出です。「事前学習で言葉を学び、RLHFで人間好みに仕上げる」という2段階の流れをセットで覚えましょう。

確認問題

ChatGPTのような対話型AIの学習に使われている、「人間のフィードバックを使ってAIの回答を人間の好みに合うよう調整する」手法を何と呼ぶでしょう?

正解:A. RLHF(人間のフィードバックによる強化学習)

RLHF(Reinforcement Learning from Human Feedback)はAIが複数の回答を生成し、人間が「こちらが良い」と評価する→その評価で強化学習というサイクルです。ChatGPTが自然で役立つ回答をするのは、事前学習に加えてRLHFで人間好みに磨かれているからです。

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関連用語

出典・参考資料

監修:横浜ITコンサル合同会社

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