ウォーターフォールとアジャイルとは?わかりやすく解説【ITパスポート対策】

最終更新日:2026年7月16日

30秒でわかる結論

ウォーターフォールは要件定義→設計→開発→テストを順番に完了させる一方通行の開発モデル。アジャイルは短いサイクルで動くソフトを作り続け変化に適応する手法。試験では「①ウォーターフォールの特徴(計画立てやすい・後戻りしにくい)」「②アジャイルの特徴(変化対応・早期に動くものを確認)」「③スクラム(アジャイルの代表的な手法)とスプリント(開発サイクル)」が頻出です。

ウォーターフォール=滝のように一方通行で進む開発モデル。アジャイル=短いサイクルで動くソフトを作り続ける開発手法。

「要件が確定している大規模開発」vs「変化への柔軟な対応が必要な開発」——状況に合わせて使い分けるのがポイントです。

図解

ウォーターフォール① 要件定義② 設計③ 開発・テスト滝は登れない(後戻りが高コスト)アジャイル(スクラム)スプリント計画開発・実装リリース確認ふりかえり1〜4週間で回す(変化を取り込む)

解説

ウォーターフォールモデルは、要件定義→設計→開発→テストという工程を、前の工程に戻らない前提で順番に完了させながら進める開発モデルです。長所は全体の計画が立てやすく大規模開発の進捗管理に向くこと、短所は最後まで動くものが見えず、後半での仕様変更が高コストになること(滝は登れない)です。

この弱点への回答が、短いサイクルで動くソフトウェアを作り続けるアジャイル開発です。1〜4週間程度の短いサイクル(スクラムではスプリントと呼ぶ)で「計画→開発→動くソフトの完成→ふりかえり」を繰り返します。利点は、早い段階から動くものを確認でき、要求の変化を次のサイクルに取り込めること。関連用語として、スクラム=アジャイルの代表的な進め方、イテレーション/スプリント=開発の1サイクル、XP=技術プラクティスを重視した手法も押さえておきましょう。

「大規模で要件が固まっている=ウォーターフォール向き、変化が多い=アジャイル向き」という使い分けがITパスポートで問われるポイントです。

具体例

①ウォーターフォールが向く場面:官公庁の大規模基幹システム(要件が法律で固まっており変更が少ない)。②アジャイルが向く場面:スタートアップのアプリ開発(ユーザーの反応を見ながら機能を追加・変更)。③失敗事例:要件が不明確なのにウォーターフォールで進め、完成後に「使いにくい」と発覚→大規模改修が必要になるケース。

間違えやすい類似用語

覚え方

滝は登れない(ウォーターフォール)/小さく作って見せて直す(アジャイル)

試験での問われ方

ITパスポートでは「①ウォーターフォールとアジャイルの特徴の違い(計画重視vs変化対応)」「②ウォーターフォールの弱点(後戻りが高コスト=滝は登れない)」「③スクラム・スプリント・イテレーションという関連用語」が頻出。問題文に「短いサイクル」「繰り返し」「変化への適応」が出たらアジャイルと判断しましょう。

確認問題

短い期間の開発サイクルを繰り返し、動くソフトウェアを少しずつ作りながら、変化する要求に柔軟に対応していく開発手法を何と呼ぶでしょう?

正解:A. アジャイル開発

アジャイル(俊敏な)開発は、短いサイクル(イテレーション/スプリント)で動くソフトを作り続ける手法。代表的な進め方にスクラムがあります。一方、ウォーターフォールは順番に工程を完了させる一方通行のモデルです。

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関連用語

出典・参考資料

監修:横浜ITコンサル合同会社

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