CSR(企業の社会的責任)とは?わかりやすく解説【ITパスポート対策】
最終更新日:2026年7月16日
30秒でわかる結論
CSR(企業の社会的責任)は企業が法的義務を超えて社会・環境に配慮して行動する考え方です。ITパスポートではCSR・ESG・SDGsの3つの視点の違いが最頻出テーマ。CSRは「企業の自主的な取り組み」、ESGは「投資家の評価軸」、SDGsは「国連が定めた2030年目標」として区別することが重要です。
CSR=企業は利益追求だけでなく、社会の一員として責任を果たすべき、という考え方。
「儲かればいい」という時代は終わり、企業は社会・環境・人への責任を問われるようになっています。
図解
解説
CSR(Corporate Social Responsibility)は、企業が利益を追求するだけでなく、環境保護、地域貢献、労働環境の整備といった社会的な責任を果たすべきだという考え方です。近年は関連する概念として、投資判断の際に環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)を重視するESG、国連が定めた持続可能な開発目標であるSDGsもあわせて問われます。3つの言葉の視点の違い(企業の責任=CSR、投資家の評価軸=ESG、世界共通の目標=SDGs)を整理して覚えましょう。
具体例
①パタゴニア:売上の1%を環境保護団体に寄付するCSR活動が国際的評価を高める。②大手年金基金:投資先選定にESGスコアを導入(ESGの実践例)。③企業がSDGs目標12「つくる責任」に対応し、自社製品のサステナビリティを開示(SDGsとCSRの接続例)。
間違えやすい類似用語
- CSR vs コーポレートガバナンス:CSRは社会・環境への自主的な取り組み全般。コーポレートガバナンスは経営者を監視・統制する仕組み。ガバナンス(G)はCSRとESG両方の要素でもある。
- CSR vs フィランソロピー(慈善活動):フィランソロピーは寄付・ボランティアなどの慈善的活動。CSRはより広く、ビジネス活動全体を通じた社会責任の実践を指す。「CSRはビジネスの一部として考えるもの」という点が重要。
覚え方
CSR=企業の責任/ESG=投資家の目/SDGs=世界の目標
試験での問われ方
ITパスポートでは「①CSR・ESG・SDGsの視点の違い(誰が主体か)」「②ESGの3文字が何を指すか(Environment・Social・Governance)」「③SDGsが国連の2030年目標であること」が頻出。『企業が投資家向けに環境・社会・ガバナンスの取り組みを開示する』場面ではESGと答えられるように。
確認問題
企業が利益追求だけでなく、環境保護や地域貢献など社会に対する責任を果たすべきだという考え方を何と呼ぶでしょう?
- A. CSR(企業の社会的責任)
- B. ROI(投資利益率)
- C. M&A(合併・買収)
- D. IPO(株式公開)
正解:A. CSR(企業の社会的責任)
CSR(Corporate Social Responsibility)は企業の社会的責任。近年は環境・社会・企業統治を投資判断に組み込むESGや、持続可能な開発目標SDGsとセットで問われます。3つの視点の違いを整理しましょう。
関連用語
出典・参考資料
監修:横浜ITコンサル合同会社
提供:横浜ITコンサル合同会社