KGIとKPIとは?わかりやすく解説【ITパスポート対策】
最終更新日:2026年7月16日
30秒でわかる結論
KGI(Key Goal Indicator)は最終ゴール指標、KPI(Key Performance Indicator)は途中経過を測る指標。試験では「KGIとKPIのどちらが最終目標か」「G=Goal、P=Performanceの略語の意味」が問われます。例えば「年間売上10億円達成(KGI)」に対して「月間新規顧客数100人(KPI)」という対応関係を素早く識別できるようにしましょう。
KGI=最終目標(Goal)を示す指標/KPI=目標達成までの過程(Process)を示す指標。
「山頂への到達(KGI)」を目指しながら、「今何合目にいるか(KPI)」で進捗を管理する——これがKGI/KPIの考え方です。
図解
解説
KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)は「売上高10億円達成」のような最終ゴールを数値で表した指標です。一方、KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)は、そのゴールに向かう途中経過を測る指標で、「新規顧客獲得数」「Webサイトの訪問者数」のように設定します。山登りに例えると、KGIは「山頂に到達すること」、KPIは「今どの地点まで来ているか」を示す道中の目印にあたります。
具体例
①営業部門:KGI「年間売上10億円」→KPI「月間商談数30件」「新規顧客成約率25%」「月間訪問数100件」。②Eコマース:KGI「年間GMV50億円」→KPI「月間新規登録者数」「カート離脱率」「リピート率」。③採用活動:KGI「年間エンジニア採用20名」→KPI「月間書類選考通過数」「面接通過率」「内定承諾率」。
間違えやすい類似用語
- KGI vs KPI:KGIは最終ゴール(G=Goal)の達成を測る指標。KPIは途中経過の業績(P=Performance)を測る指標。KPIが積み上がることでKGIに近づく関係。KGIが1つに対してKPIは複数設定することが多い。
- KPI vs SLA:KPIは内部の業績管理指標(経営・事業進捗を見る)。SLAはサービス提供者と利用者が合意したサービス品質の数値目標(契約的な性格を持つ)。どちらも数値で測るが目的と対象が異なる。
覚え方
KGIのG=Goal(山頂)/KPIのP=Process(道中の目印)
試験での問われ方
ITパスポートでは「①KGIとKPIの定義と違い(最終目標vs途中経過)」「②G=Goal(目標)、P=Performance(業績)という略語の意味」「③具体的な設定例(KGIに対してKPIが複数ある関係)」が頻出。誤り選択肢として「KPI=最終ゴールを示す指標、KGI=途中経過」という入れ替え問題が出るので注意。
確認問題
経営目標の達成度を測るための「最終ゴールを示す指標」と「その途中経過を測る指標」の組み合わせとして、正しいものはどれでしょう?
- A. 最終ゴール=KGI、途中経過=KPI
- B. 最終ゴール=KPI、途中経過=KGI
- C. 最終ゴール=SLA、途中経過=SLM
- D. 最終ゴール=ROE、途中経過=ROA
正解:A. 最終ゴール=KGI、途中経過=KPI
KGI(重要目標達成指標)が最終ゴール(例:年間売上10億円)、KPI(重要業績評価指標)がその途中経過を測る中間指標(例:月間新規顧客数)です。G=Goal(目標)、P=Performance(業績・過程)と覚えましょう。
関連用語
出典・参考資料
- IPA ITパスポート試験 シラバス(経営戦略分野)
- 経済産業省「DX推進指標」(KPI設定ガイドライン)
監修:横浜ITコンサル合同会社
提供:横浜ITコンサル合同会社